キックスは、コンパクトクロスオーバーSUVとして2016年に海外で販売開始されました。日本国内での発売は2020年6月で、エンジンで発電してモーターで駆動する「e-POWER」専用車種として販売されています。
なお、2008年~2012年に販売されたパジェロミニのOEMモデル「キックス」とは別モデルで、表記も「KIX」と「KICKS」で異なります。
キックスAUTECHは2021年3月に発売されました。
キックスのプレミアムカスタムモデル「AUTECH」は、オーテックジャパンの取扱で、新車でも持ち込み登録となります。
オーテックジャパンは、日産自動車の関連会社であり、カスタムカー、福祉車両、商用特装車の開発・生産・販売を行っています。
ここではキックスAUTECHのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、キックスAUTECHの特徴も含め紹介します。
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キックスAUTECHの特徴
キックスAUTECHは、プレミアムスポーツモデルとして発売され、迫力あるデザインと上質なインテリアが特徴です。
「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海や空をイメージしたブルーをブランドのアイコニックカラーとしています。
ダーククローム調専用フロントグリル、専用シグネチャーLED、メタル調フィニッシュフロント&リアプロテクター、専用17インチアルミホイールなど、ひと目でAUTECH車両とわかるスポーティなデザインが特徴です。
シート地に柔らかな手触りで体に馴染むレザレットを採用し、海面の波の動きをモチーフにした模様を施すなどワンランク上の上質な空間を演出しています。
発電用に直列3気筒1.2L エンジンを発電用として搭載し、モーターで駆動するe-POWERを採用しています。e-POWERは第2世代へ進化し低燃費性能を更に高めました。
2022年7月に4WD車を設定しました。前後ツインモーターの「e-POWER 4WD」を採用し、走行安定性と力強さ、静粛性、低燃費を両立しています。
キックスAUTECH全車にイモビライザーを標準装備
鍵を使用しないでタッチ操作でドアロックを解除し、スタートボタンでエンジンの始動が可能なインテリジェントキー(スマートキー)を装備し、キックスAUTECH全てのモデルにエンジンイモビライザーを標準装備します。
キックスAUTECHは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムをインテリジェントキー装備のキックスに標準装備します。
キックスAUTECHはプッシュスタートシステムを採用しています。
キックスAUTECHの鍵紛失時には鍵業者が対応
イモビライザー付のキックスAUTECHで鍵を紛失してしまった場合、取扱説明書には、盗難の被害を防ぐため、ただちに日産の販売店にご相談くださいと記されています。
購入した販売店以外でも、日産販売店ならどの販売店でも対応可能です。
イモビライザーはインテリジェントキーとエンジンのコンピューターを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先の場合には、移動にレッカー移動が必要になります。
メカニカルキーを複製するときに使用するキーナンバープレートは盗難目的の複製を防ぐため、車内以外の安全なところに保管し、キーとは別に保管しましょう。
イモビライザー付のキックスAUTECHで鍵を紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、イモビライザーの登録が可能です。キックスAUTECHのイモビライザー装備のモデルはキーを差し込まないインテリジェントキーです。
ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、部品調達も含め、スペアキーが無い場合約1~2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
キックスAUTECHは、全車イモビライザーを標準装備します。また、全車プッシュスタートシステムを採用しています。
キックスAUTECHのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式など詳しく伝えるとスムーズです。