
GT-Rは1969年に発売された「ハコスカ」の愛称で人気の高いPGC10型から、先代R34型まではスカイラインGT-Rの名称で親しまれました。
生産終了後約5年のブランクを経て2007年12月R35型GT-Rが発売されました。
国産スーパースポーツカーであるGT-Rに日産のレーシングテクノロジーを詰め込んだ究極のドライビングマシンがGT-R nismoです。
R35型でGT-R nismoが発売されたのは2014年2月です。
ファイナルエディションと呼ばれる2024年モデルは抽選予約申し込みが殺到し、買えないクルマとなっています。
GT-Rは騒音規制により、純エンジン車として販売できなくなる可能性もあるため、中古車価格も高騰しています。
GT-R(R35) nismoのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、GT-R(R35) nismoの特徴も含め紹介します。
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GT-R(R35)nismoの特徴

GT-R(R35)nismoは、頂点を極めたワークスモデルと言われ、さまざまなnismo専用チューニングが施され、そのままサーキット走行も可能です。
エンジンはGT-Rと同型のVR38DETTですが、最高出力は+30馬力の600馬力まで高めるなど、動力性能を高めるチューニングが施されています。
圧倒的な制動力とコントロール性を発揮するカーボンセラミックブレーキ、軽量化に貢献するカーボン製ルーフ、カーボン製エンジンフード、カーボン製フロントフェンダーを採用するなど、「走る」「止まる」「曲がる」の能力を徹底的に高めています。
GT-R nismoは空力性能の向上によりダウンフォースを増加させています。
新形状のnismo専用カーボン製リヤウイングやnismo専用カーボン製フロントバンパーを採用しています。
2024年モデルの専用レカロ製カーボンバックバケットシートは、車両との一体感を更に高めました。加速、旋回、停止時ホールド性を高めるとともに、肩が接する部位はやわらかい設定とすることで、ステアリング操作時の操作性は失われていません。
GT-Rはnismoも含め、2007年に発売されたR35以降、エンジンイモビライザーを全車標準装備します。
盗難被害に注意しよう
GT-R(R35)nismoは、新車で買いたくても買えない状況が続いており、中古車価格も新車価格を上回っている個体も多くあります。
イモビライザーは標準装備しますが、最新の手口での盗難を防ぐため、車庫内保管や社外品のセキュリティシステム、GPSを後付けする、ハンドルロックなど物理的にロックするなどの予防対策が必要です。
GT-R(R35)nismo全車にイモビライザーを装備

GT-R(R35)nismoは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステム+スーパーロックを装備します。
GT-R(R35)nismoの鍵は、インテリジェントキーと呼ばれるスマートキーのみでプッシュスタート方式を採用しています。
スタートボタンはシフトレバーの右となりです。
>GT-R(R35)nismoの鍵紛失時には鍵業者が対応
GT-R(R35)nismoでイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。
トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。
GT-R(R35)nismoは、全モデルにイモビライザー+スーパーロックを装備します。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1~2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
スーパーロックに注意
GT-Rは、スーパーロックと呼ばれるセキュリティシステムが備わり、他の日産車よりもセキュリティが強固なものとなっています。
ドアの開錠からコンピュータのリセット、エンジン始動まで出来ない業者もありますので注意しましょう。
作業完了後、日産ハイパフォーマンスセンター(NHPC)にてコンピュータの交換をおすすめします。
まとめ
GT-R(R35)nismoは、エンジンイモビライザー+スーパーロックを標準装備します。
GT-R(R35)nismoのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、エンジンの種類や年式を伝えるとスムーズです。
