同じメーカーや車種同士が集まったり、旧車オーナー同士が集まるなど、車のイベントやミーティングが各地で行われています。
故障やトラブルなどの情報共有やパーツのやりとりなど、車好きのオーナーにとっては充実したイベントになります。
しかし、イベントやミーティングには一般の方も車を見に訪れます。窃盗団も一緒になって見て回ることもあり、ターゲットを探しています。
今回は、旧車イベントがきっかけで盗難被害に遭わないようにするための注意点や対策について紹介します。
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旧車イベントで情報収集されている
旧車イベントでは、そのオーナー以外に一般の見学者も多く訪れます。
その中には、車を盗む目的、盗むターゲットを探しに来ている人もいることを忘れないようにすることが大切です。
イベントの中で、車の状態がよく確認でき、オーナーの住んでいる地域、その車がある地域が絞られてしまう危険があります。
いつも会っている仲の良いイベント仲間以外の人には、個人情報を明かさないようにしましょう。
特に、よくわからないアンケートの記入など不用意に個人情報を書かないように注意しましょう。
イベント会場でも万全のセキュリティがおすすめ
イベント会場からそのまま車が盗まれる可能性低いでしょう。
イベント会場でもハンドルロックやホイールロックを施すことで、日ごろからセキュリティ対策を行っているアピールができます。
窃盗団は、セキュリティ対策を目にするだけで、その車を盗む対象から外すかも知れません。
ドアロックまでしなくても、エンジンキーは抜いておきましょう。キーナンバーがキー自体に刻印されて入れば、複製されてしまう危険があります。
注意すべき車種は?
イベントに参加している車両は全て注意が必要です。
中でも、中古車価格が高騰しているスカイラインGT-RやインプレッサWRX STI、RX-7などは特に注意が必要です。
盗難防止対策がなされていない車両は、簡単に盗まれてしまう危険があります。
25年以上前の車両の場合は、盗難防止に役立つエンジンイモビライザーは未装備で、後付けのセキュリティシステムなど盗難防止対策を行っていない場合危険です。
小型GPS発信機にも注意が必要
自分の車の位置情報を確認するためGPS発信機を取り付けて防犯対策をしているユーザーも少なくありません。
しかし、イベント会場では、窃盗団がターゲットにした車のホイールハウスやバンパーの裏に小型のGPS発信機を取り付けて、保管場所を特定するケースも考えられます。
イベント会場から退出する際には、車の周囲を一度確認しましょう。
通常のロックプラスαのセキュリティ対策
イベント会場で何気ない会話の中で、住まいが絞られてしまうケースもあります。
珍しい車ならすぐにわかってしまいます。
狙われやすい旧車は、シャッター付き屋内ガレージ保管が推奨で、ボディカバーやハンドルロック、後付けイモビライザーやセキュリティ対策が必須です。
ボディカバーは、ボディにホコリが付着した状態でかけてしまうとスレて傷を付けてしまう可能性があります。しっかり洗車した後にかけるようにしましょう。
ガレージへの防犯カメラの設置
ガレージに防犯カメラの設置は有効的です。防犯カメラに加えて、センサーライトも設置すると良いでしょう。
センサーライトにより夜間突然明かりが点灯するだけで、窃盗犯が怯む可能性は高くなります。同時に、空き巣被害防止にも役立ちます。
SNSへの画像アップは慎重に
イベント終了後に、参加報告を兼ねてSNSに画像をアップする人も少なくないはずです。
画像をアップする際に注意したいのが、画像の位置情報です。
位置情報から追跡される場合もありますので、写真を撮影する際には、位置情報をオフにしましょう。