スカイラインは、1957年に発売されたスポーツセダンで、65年以上の歴史があります。
1989年に16年ぶりに復活したスカイラインGT-R(R32)から数えて2代目にあたるスカイラインGT-R(R33)は、1995年1月に発売されました。
スカイラインGT-R NISMO 400Rは、1995年2月1日に受注が開始され、99台の限定受注生産でしたが、実際に生産されたのは55台です。
スカイラインGT-R NISMO 400Rの中古車は流通しておらず、2024年1月に幕張メッセが開催された「東京オートサロン2024」では5億円のプライスが掲げられました。
スカイラインGT-R NISMO 400Rのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、スカイラインGT-R NISMO 400Rの特徴も含め紹介します。
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R33 スカイラインGT-R NISMO 400Rの特徴
スカイラインGT-R NISMO 400Rは、通常のGT-Rに搭載されるRB26DETTの2.6Lエンジンから2.8Lに排気量をアップさせました。
専用エンジンはN1マシンと同等の400馬力を発生させることから、名前の由来となっています。
ボディ剛性やシャシーにも改良が加えられ、クラッチのツインプレート化、カーボンプロペラシャフトの採用など剛性アップと軽量化を共に実現しています。
希少性から高価格で取引
新車時の価格は1,200万円で、当時のスカイラインGT-R Vスペックの価格が529万円で発売されていたため、2倍以上の価格設定でした。
実際に生産されたのは55台で、そこからオーナーの手に渡ったのは40台と言われています。発売からまもなく30年を迎え、極めて希少なモデルとなっています。
中古車販売店で店頭に並ぶことはないモデルでしょう。
なお、スカイラインGT-R NISMO 400Rは、エンジンイモビライザーを装備しません。
盗難被害に注意しよう
スカイラインGT-R NISMO 400Rは、一般的なスカイラインや他のGT-Rモデルと比較して希少な人気モデルであるため、厳重なセキュリティのもと保管する必要があります。
イモビライザーを装備しないため、必ず社外品のセキュリティシステムやGPSを後付けする、シャッター付き自宅車庫内での保管、ハンドルロックなど物理的にロックするなどの予防対策が必要です。
R33スカイラインGT-R NISMO 400Rはイモビライザー無し
スカイラインGT-R NISMO 400Rは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムを装備しません。
スカイラインGT-R NISMO 400Rの鍵は、一般的な金属製の鍵で鍵を挿し込み、回してエンジンを始動します。
スカイラインGT-R NISMO 400Rの鍵紛失時には鍵業者が対応
スカイラインGT-R NISMO 400Rで鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから合鍵の作成まで可能です。
社外品のイモビライザーが付いていない場合は、合鍵作成のみでエンジンの始動が可能です。
スカイラインGT-R NISMO 400Rは、イモビライザーを装備しないためセキュリティ対策が必要です。
後付けセキュリティシステムを装備している場合には、鍵業者に伝えましょう。
鍵業者に連絡する場合は、スカイラインGT-R NISMO 400Rであることを伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1~2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
スカイラインGT-R NISMO 400Rは、エンジンイモビライザーを装備しません。
スカイラインGT-R NISMO 400Rのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、鍵開けから合鍵の作成まで短時間で完了します。
連絡時には、エンジンの種類や年式を伝えるとスムーズです。