スープラは、1986年2月のモデルチェンジを機に、セリカXXから車名を変更して誕生しました。
高性能かつ高級なスペシャリティカーとしてセリカから独立させ、海外向けの車名であるスープラと同様の車名にしました。
1993年5月に発売された2代目スープラ(80系)は、スポーツカーが持つ、操る楽しさを実感できるパフォーマンスと安全・環境への対応、快適性を極限にまで高めたモデルです。
発売開始から30年になる80系スープラは、映画「ワイルドスピード」に登場して以来非常に人気で、ターボなしのSZでも新車価格を上回る中古車価格で、ターボのRZは、1,000万円を超える中古車もあります。
スープラのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、スープラの特徴も含め紹介します。
車鍵紛失ドットコム Contents
高級スペシャリティカースープラの特徴
力強く、リニアな加速性能と優れた燃費性能を持つ自然吸気の直列6気筒3.0Lエンジン(2JZ-GE)の他に、280馬力、44.0kg.mの最大トルクを発生させる直列6気筒3.0Lターボエンジン(2JZ-GTE)も用意され、ターボエンジンを搭載するGZ及び、SZ-Rにはドイツゲトラグ社製6MTが用意されます。イージードライブを可能にする4ATもグレードにより設定されます。
新設計の4輪ダブルウィッシュボーンサスペンションや新設計の大容量16インチベンチレーテッドディスクブレーキを採用するなど足回りに磨きをかけました。さらに、RZにはドイツビルシュタイン社製ショックアブソーバーを使用しています。
80系スープラは、アメリカでの人気が高く、1993年の発売開始から30年近く経過しているため、右ハンドル、リアウインカーがオレンジのまま登録が可能です。
程度良好なスープラは車体ごと盗まれ海外に輸出される盗難被害も目立ちます。
スープラには、盗難防止に役立ちエンジンイモビライザーの設定はありません。
盗難対策として、後付けのセキュリティシステムを取付けることをおすすめします。
80系スープラにイモビライザーは未搭載
スープラの80系までは、イモビライザーは装備されません。
2019年に発売されたGRスープラにはスマートキー+イモビライザーを装備します。
イモビライザーの無い80系スープラには、後付けのイモビライザーなどの盗難防止対策が必要です。
GPSを用いたセキュリティシステムもおすすめです。
自宅から離れた月極駐車場の利用は盗難のリスクを高めます。可能ならば、自宅にシャッター付きのガレージ+セキュリティシステムがおすすめです。
ハンドルロックなど物理的にロックするのも効果的です。
スープラの鍵は、キーレスリモコンキーで、スマートキーの設定はありません。
スープラの鍵紛失時には鍵業者が対応
スープラで鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、合鍵の作成まで可能です。
80系スープラは、ターボモデルでもイモビライザーは装備されませんので、合鍵を作成するだけでエンジンの始動が可能です。
鍵業者に連絡する場合は、年式やグレード、エンジンの種類などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。
鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、スペアキーが無い場合約1~2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。
まとめ
80系スープラは、ターボモデルやグレードを問わずイモビライザーは装備されません。
盗難防止対策として、後付けのセキュリティシステムやGPSで追跡可能にするなどの対策が必要です。
80系スープラのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、鍵開けから合鍵の作成まで短時間で完了します。
連絡時には、エンジンの種類や年式を伝えるとスムーズです。