ダウンサイジングが支持される時代に登場したヴェゼルは、パーソナル性の高いクーペと、ユーティリティを備えたミニバンと融合したデザインのコンパクトSUVです。
ホンダは、新しいモビリティーのあり方を追求し、2013年12月にヴェゼルを発売しました。
ヴェゼルは全モデルスマートキーを採用し、エンジンイモビライザーを標準装備します。
ヴェゼルのスマートキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について紹介します。
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人気のコンパクトSUVヴェゼル
ヴェゼルは、人気のコンパクトカーフィット同様、センタータンクレイアウトを採用し、広い室内空間を持つSUVです。
初代モデルでは1.5Lのガソリンモデルと燃費性能に優れた1.5L+スポーツハイブリッドi-DCDが用意されました。
2021年4月に発売された2代目ヴェゼルでは、ハイブリッドモデルのバッテリーセル数を増やし、モーターの出力を向上させた「e:HEV」へと進化しています。
上級セダンやミニバンから乗り継いでも満足できる上質なインテリアも人気のひとつであり、各種スイッチ類は運転姿勢を崩さずに自然に手が届く位置に配置されます。
使いやすさと安全性に優れたインテリアです。
ヴェゼルは安全運転支援システムを装備
ヴェゼルは初代モデル発売時から衝突軽減ブレーキの装備が可能でしたが、2019年1月以降は、最新の安全運転支援システムである「ホンダセンシング」を全モデル標準装備しています。
衝突軽減ブレーキに加え渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールや標識認識機能など多数の運転支援機能が備わります。
ヴェゼルはイモビライザーを全モデル標準装備
スタイリッシュなデザインで使い勝手に優れたコンパクトSUVのヴェゼルは、幅広い年齢層から高い支持を得ています。
ヴェゼルは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステム及びセキュリティアラームが装備されています。
ガソリンモデルとハイブリッドモデル、パワーテールゲートの有無にりスマートキーのデザインが異なります。
ヴェゼルのスマートキー紛失時には鍵業者が対応
ヴェゼル/ヴェゼルハイブリッド/ヴェゼルe:HEVでスマートキーを紛失してしまった場合、取扱説明書には、「キーを紛失した時はホンダの販売店に依頼してください」とあります。
ホンダの販売店ならお近くのどの販売店でも対応可能です。鍵とエンジンのコンピュータを認証させる必要があるため、時間と費用がかかります。また、出先での鍵の紛失は移動の手段を失います。
なお、エマージェンシーキーを作製するために必要なキーナンバーが刻印されたキーナンバープレートは、キーとは別に車以外の場所に保管しましょう。キーナンバーがわかれば鍵が複製されてしまい盗難の危険性が高まります。
ヴェゼルでスマートキーを紛失した場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。現場で鍵の作成からクルマのコンピュータを初期化し、イモビライザーの登録が可能です。
ヴェゼルは全モデルスタートボタンを押してエンジンを始動するタイプです。
鍵業者に連絡する際には、初代モデルか2代目モデルか、ハイブリッドモデルかガソリンモデルか、パワーテールゲートの有無などわかる限りの情報を伝えることで、スムーズに対応してもらえます。
ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピュータの交換が必要とされる場合高額な請求をされる可能性もあり、スペアキーが1本も無い場合約2~3週間クルマが使用できない状況になります。
まとめ
ヴェゼルは全モデルでイモビライザーを装備し、スマートキーを標準装備します。
パワーテールゲートの有無でスマートキーのボタンの数が変わります。
スマートキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。