輸入車のスマートキーはこんなにも洒落ている
レクサスを除いて、国産車の車の鍵はキーレスエントリーを採用したあたりから全車種共通の鍵の形といっていいほど面白味がないものになってしまいました。
車は、所有していること自体に満足感を与えるものではありますが、車の鍵とは、その車に乗っていない時も鍵を見れば愛車を想像することができる重要なアイテムとなっているんです。
国産メーカーも、もっと鍵の重要性を知ってほしいと思いつつ、輸入車各メーカーの個性的なスマートキーをご紹介しましょう。
メルセデスのキーはスリーポインテッドスターが特徴
私たちが、ベンツといって連想するのはあのマーク。そう、スリーポインテッドスターです。
メルセデスベンツのスマートキーは「キーレスゴー」と呼ばれます。
キーレスゴーには、もちろんメルセデスのスリーポインテッドスターがデカデカとデザインされていますが、それでいておしゃれに見えるような形にデザインされています。
カフェやレストランで、何気なくキーをテーブルに置いてにやにやしたくなるデザインです。
BMW7シリーズ、i8の鍵はもはやスマホ
メルセデスベンツと違いBMWは先進性をアピールしています。 最新の7シリーズは車の外から車の車庫入れができる「リモート・パーキング」が装備された車のキーはスマートフォンのようにディスプレイ内蔵です。
また、BMWのハイブリッドスポーツカー、i8のキーも7シリーズと同様に先進性の塊といったデザインになっています。i8のキーは車とつながっていて充電状況や航続可能距離といったデータ、車にいなくてもすぐにチェックできるようになっているのです。
男の子の夢、ポルシェの鍵とは
男性なら、一度は乗ってみたい憧れの車、それはポルシェでしょう。ポルシェの鍵は、所有していることを片時も忘れさせないように、鍵のデザインがポルシェのシルエットを形取っているのです。パッと見では、そうとはわからないのですが、よくよくみると車の形をしているポルシェの鍵は、やはり乗っていない時も鍵を見るだけでニヤニヤしてしまいそうですし、鍵を見せてうんちくを語るのも楽しそうです。
時速400kmのブガッティ・ベイロンには鍵が2種類ある?
ブガッティ・ベイロンは最高時速407km/hを達成するモンスターマシーンです。 このベイロンには2種類の鍵があることはあまり知られていないのではないでしょうか。
ベイロンの1つめの鍵は通常の車の鍵と同じでドアの施錠と解錠、エンジンのスタートのために使用します。そしてもう一つの鍵は、ベイロンの最大パワーを引き出すために利用されるのです。 その鍵を車にセットすることによって初めてベイロンの本当のパワーを解放してあげることができるんです。
そんな鍵は見たことがありませんよね。
車好きにとって車の鍵も重要なポイント
車好きにとって、車の鍵は車と切ってもきれない重要なアイテムです。 高級車だけでなく一般的な国産車にも工夫を凝らしたスマートキーのデザインを期待したいものです。